生命保険の選び方

2022.01.10

20代独身男性に保険は必要?保険をおすすめする10の理由

就職などで経済的に独立する方が多くなる20代。「就職したら保険に入った方が良い」と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。一方で、まだ若くて健康、そして独身の場合は、保険に入る必要性を感じにくい方もいらっしゃるでしょう。

この記事では20代の独身男性が保険に入る必要性があるのかどうか、そして保険に入ることをおすすめする理由を10個紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

20代独身男性に保険は必要か

若くて健康な20代、そして養っている家族がいない独身の場合、保険に入らなくても良いと考える方もいらっしゃるでしょう。
保険に入る目的の基本は、もしものときに自分や家族などが経済的に困らないように備えるためです。

もしものときとは?具体的には亡くなったときや病気やケガをしたときなどが考えられます。現実的に、こういった事態が起こる可能性は20代であってもゼロとはいいきれません。また、仕事を始めてから間もない20代の場合、万が一の事態に対応できるだけの十分な貯蓄がないケースがほとんどでしょう。そのため、経済的な基盤が弱い20代だからこそ、保険が必要だともいえます。

しかし、20代とその他の年代、また同じ20代でも独身と既婚では、必要な保険の種類が異なります。ここで、20代の独身男性が保険に入るなら検討したい保険の種類とその内容を簡単に解説します。

死亡保険

保険と聞くと、はじめに生命保険を思い浮かべる方も多いでしょう。生命保険は、保険に加入している方が亡くなった場合、あらかじめ契約で設定した金額が保険金として支払われます。一般的に死亡保険は、保険金で葬儀費用などの死後に必要になる費用をまかなう、のこされた家族の生活費にあてる、といった目的で加入する方が多い保険です。独身の方の場合、特に前者の葬儀費用などの死後に必要になる費用の目的で加入する人が多いでしょう。

就業不能保険

就業不能保険とは、名前の通り働くこと(就業)ができなくなった(不能)場合に保険金が支払われる保険です。病気やケガによって長期間働けなくなり、収入が減少してしまった場合の生活費を補う目的の保険です。経済的に頼れる人がいない独身の方にこそ必要な保険だといえます。

医療保険

病気やケガで医療機関を受診した場合、日本には公的保険制度があるため原則としてかかった医療費をすべて負担することはありません。しかし、それでも病気やケガにより手術や入院をすると、数万円〜数十万円単位で医療費がかかることもあります。医療保険にはそうした突然の医療費による経済的ダメージを和らげる役割があります。

20代独身男性に保険をおすすめする10の理由

20代の独身男性に保険加入をおすすめする理由を10個、おすすめの保険の種類とともに紹介します。保険に入るかどうか迷っている方は参考にしてみましょう。

1.貯蓄が少なくても万が一に備えられるため

20代では病気やケガ、死亡など万が一の事態が発生する確率は低いですが、もしこれらの事態が起きると数万円から数百万円のお金が必要になります。しかし、20代でこれだけの金額を貯蓄からまかなえる方はほとんどいないでしょう。

2.保険料を抑えられるため

保険料は、加入するときの年齢や性別に応じて保険金が支払われる確率などを勘案して決められています。そのため、相対的に死亡したり病気になったりするリスクが低い20代は、他の世代よりも保険料が割安に設定されています。選ぶ保険の種類によっては年齢が上がっても契約時の保険料が継続されるため、長い目で見ると年齢が上がってから加入するよりトータルで払い込む保険料が安く抑えられるメリットもあります。

3.入院、手術をするリスクはだれにでもあるため

20代はたしかに病気にかかるリスクは他の年代よりも低いですが、若くて活動的な分、ケガのリスクは高いと言えるかもしれません。医療保険なら、だれにでも起こり得る入院や手術による突然の医療費の支払いに備えられます。

4.健康なうちなら好きな保険に入れるため

ほとんどの場合保険の加入には健康状態の告知が必要です。一般に健康状態が良いほど保険料などの面で有利な条件の保険に入れますが、逆に持病があるなど、健康に問題があると加入を断られたり、入れたとしても保険料が高くなることもあります。若くて健康なうちの方が保険の選択肢は広がります。

5.収入が減少した期間の生活費に備えられるため

20代であっても、病気やケガで一定期間働けなくなり、収入が減ってしまう可能性はあります。独身男性で収入が減ってしまうと、親や兄弟などに頼らなければいけないかもしれません。就業不能保険で万が一のときの生活費を確保しておきましょう。

6.死後にかかる費用を備えられ家族に迷惑をかけずに済むため

経済的に支えている家族がいない独身男性の場合、生命保険に加入するとしても既婚者のように手厚い保障は必要ないでしょう。しかし、独身でも葬儀費用は必要です。日本消費者協会が2017年に実施した「葬儀についてのアンケート調査」によれば、葬儀費用の全国平均は約195万円です。万が一のときに貯蓄でのこせない場合は、親や兄弟などが代わりに支払うことになるでしょう。しかし、生命保険に加入していれば家族に迷惑をかけないよう自分で備えておくことができます。

7.もしものときに備えながら貯蓄もできるため

生命保険には貯蓄型と掛け捨て型の2つの種類があり、そのうちの貯蓄型はもしものときに備えつつ、同時に貯蓄ができます。たとえば終身タイプの生命保険では、万が一の死亡の際には保険金が支払われますが、加入者が任意のタイミングで保険を解約した際には解約返戻金という形でまとまった金額を受け取れます。

8.時間を味方につけて老後の資産づくりができるため

貯蓄型保険の中には、保険料の払込期間が終わり、一定程度の時間が経ってから解約するとそれまでに払い込んだ保険料の総額よりも多くの満期保険金や解約返戻金を受け取れる商品があります。それは、払い込んだ保険料の一部を保険会社が加入者に代わって有価証券などで運用してくれているためです。20代で加入すると払込期間が長くなり、運用期間も長くなるため、解約後に受け取れる金額が増えることが期待できます。

9.税金が軽減できるため

年末調整や確定申告の際に、生命保険などの保険料を支払ったことを証明する書類を提出することで生命保険控除を受け、所得税や住民税を減らすことができます。どの程度の節税効果があるかは払い込んだ保険料の額や年収によって異なりますが、保険に加入したらまずは生命保険控除を受けることを忘れないようにしましょう。

10.配当金がもらえることもあるため

配当がもらえる保険があるのを知っていますか。加入者から集めた保険料から実際に支払われた保険金や事務費用を差し引いた残りの金額を加入者へ配当というかたちで返還する仕組みの配当付きの保険があります。ただし、配当はかならずもらえるものではなく、また無配当型のようにもともと配当がない保険もあります。

まとめ

20代独身男性が加入を検討したい保険の種類と、保険に入ることをおすすめする10の理由を紹介しました。同じ20代の独身男性という状況でも、一人ひとりの経済状況や健康状態などさまざまな条件によって保険に加入する必要性は変化します。保険に入るべきか、またどのような保険に入るべきか迷っている方はぜひ参考にしてください。

※この記事に記載の情報は公開日時点のものです。

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リアほMAGAZINE編集局

保険選びのリアルな情報やノウハウをシンプルに分かりやすく解説するリアほ編集局です。

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